嫉妬されやすい人の特徴とその対処法

嫉妬は、「ちょっと頑張れば追いつけそう」と思える距離にいる人に向けられやすく、圧倒的に差がある相手には、むしろ憧れが生まれやすいと言われています。

ななみさん
最近、なんとなく嫉妬されている気がして…

特別なことをしているつもりはないのに、距離を置かれたり、張り合われたりするんです。私、何か悪いことしてますか?

心理カウンセラー 高見綾
そのモヤモヤ、すごくよくわかります。嫉妬は、『あの人は自分にないものを持っている』と相手が感じたときに起きます。

相手が大事にしている分野で差を感じたときは、その気持ちがさらに強くなります。

けれど、相手から嫉妬されたからといって、「私が何か悪いことをしたのかな」とすぐに考えなくてもいいんですよ。

今日は、なぜ嫉妬されやすいのか、その心理と、振り回されないための考え方を一緒に整理していきましょう。

目次

この記事のハイライト

  • 嫉妬されやすい人の共通点は、「相手が持っていないものを持っている」と見られやすいこと。
    ─ 仕事ができる/容姿が整っている/人に好かれやすい/幸せそうに見える …といった特徴がある。

  • 実際には努力しているのに、「なんとなくうまくいっている」「楽に成功している」と思われることで嫉妬の対象になりやすい。

  • 嫉妬されたときの対処法は、
    ① 適度な距離を置く
    ② 自分の価値をしっかり受け止める
    ③ 自分の成長に集中する

特別なことはしていないのに、なぜ嫉妬されるのか

「周りから恵まれているように見られるのに、なぜか生きづらい」

「特別なことをしているわけじゃないのに、なんとなく嫉妬されている気がする」

こんなふうに感じたことはありませんか?

嫉妬されることに悩んでいる方の中には、 「友達には相談しづらい…」 という方も多いです。

容姿が整っている、仕事ができる、環境が恵まれている…。

そんな要素があると、知らないうちに嫉妬の対象になることがあります

とはいえ、自分では「そんなに恵まれているとは思わない」というケースも多いものです。

それでも周りの人が「うらやましい」と感じれば、嫉妬は生まれるものなんですね。

この記事では、「嫉妬されやすい人の特徴」と「その対処法」についてお伝えします。

最後には、あなたの嫉妬されやすい理由がわかる、診断テストをご案内していますので、ぜひチェックしてみてください。

嫉妬されやすい人の特徴とは?

嫉妬されやすい人の中には、自分では「普通にやっているだけ」と思っている方もいます。

仕事をきちんとやる。困っている人がいたら声をかける。任されたら最後までやる。

本人にとっては当たり前なので、「私なんて全然」と思っている。

けれど、周りから見ると、「いつも評価されている」「仕事ができる」「人に好かれている」と見えていることがあります。

自分が思っている自分と、周りから見えている自分が違うんですね。

では、周りからはどんなところが「その人の持っているもの」として見えやすいのでしょうか。

タイプ 特徴 嫉妬されるポイント
仕事ができる、優秀な人 成果を出しやすい、目立つポジションにつきやすい 努力しているのに「楽に成功している」と思われがち
容姿が整っている 清潔感があり、周囲に好かれやすい 生まれつきの要素と見られ「ずるい」と思われがち
人に好かれる、愛されキャラ 友達が多い、上司や目上に可愛がられる 対人関係が苦手な人から「努力せずに得している」と見えることもある
幸せそうに見える人 恋人・家庭がある、経済的に安定 「持っているものが多い人」として嫉妬対象になりやすい

①仕事ができる、優秀な人

  • 仕事のスキルが高く、成果を出しやすい
  • 努力しているのに、周囲からは「楽に成功している」と思われる
  • 目立つポジションにつきやすい

嫉妬のポイント

実際には人一倍努力しているのに、周りからは 「なんとなくうまくいっている」ように見られることがあります。

その結果、「あの人は得をしている」と思われてしまうこともあるのです。

② 容姿が整っている

  • いわゆる「美人」「イケメン」と言われる
  • 清潔感があり、見た目に気を使っている
  • 周囲の人に好かれやすい

嫉妬のポイント

容姿は生まれつきの要素も大きいため、「何の努力もしていないのにずるい」と思われることがあります。

また、本人は気にしていなくても「モテる」「目立つ」ということが嫉妬の対象になることもあります。

③ 人に好かれる、愛されキャラ

  • 友達が多い、周りとすぐに打ち解ける
  • 上司や目上の人に可愛がられやすい
  • 初対面の人とも仲良くなりやすい

嫉妬のポイント

人付き合いが得意な人は、対人関係が苦手な人から「ずるい」「努力せずに得をしている」と思われることがあります。

特に、職場で上司や取引先から評価されやすい人は、同僚から嫉妬されることも多いです。

④幸せそうに見える人

  • 恋人や家庭があり、充実した生活を送っている
  • 経済的に安定している
  • 何かと目立つ

嫉妬のポイント

本人が意識していなくても、「持っているものが多い人」は嫉妬されやすいです。

たとえば「結婚している」「経済的に余裕がある」ということで、周りの人が「私より恵まれている」と感じることもあります。

嫉妬の心理とは?なぜ嫉妬されるのか?

嫉妬の感情は、相手が「自分にはないものを、この人は持っている」と感じたときに生まれます。

くわえて、「手が届きそうで届かない」という距離感が、嫉妬を生みやすいのです。

例えば…
✅ 友達や同僚など、身近な人に対して嫉妬しやすい
✅ すごく遠い存在の人には、嫉妬よりも「憧れ」の気持ちが強くなる

つまり、「ちょっと頑張れば追いつけそう」と思われると、嫉妬されやすいのです。

実力の差がはっきり開いてくると、相手が張り合おうとしなくなることがあります。

嫉妬というより、憧れに近い気持ちで見られるようになる場合もあります。

※ここまでの内容を動画でも解説しています👇

「嫉妬されている気がする」の中身を、一度分けてみる

「嫉妬されているかも」と感じたとき、すぐに「嫉妬だ」と決めなくてもいいですし、「私の気にしすぎだ」と片づける必要もありません。

まずは、実際に何が起きているのかを見てみましょう。

・以前と比べて、相手の態度は変わったのか
・どんな場面で、そっけなくなるのか
・自分が評価されたり、成果を出したりしたあとに変化があるのか
・ほかの人にも同じ態度なのか
・自分は、相手のどんな言動を見て「嫉妬かも」と感じたのか

こうやって一つずつ見ていくと、「たまたま相手に余裕がなかったのかもしれない」と分かることもあれば、

「やっぱり私が評価されたあたりから、態度が変わっているな」と見えてくることもあります。

「嫉妬されているのかな?」と一人で考え続けるよりも、まずは実際に何が起きているのかを見ていきましょう。

嫉妬されたときの対処法

では、もし嫉妬されてしまったとき、どうすればいいのでしょうか?

① 適度な距離を置く

  • 必要以上に関わらない
  • 仕事上の付き合いに留め、プライベートには踏み込まない
  • 相手の感情に巻き込まれないようにする

嫉妬する人と深く関わると、感情的に消耗し、自分のパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。

無理に仲良くしようとせず、適度な距離を取るのが大切です。

②自分の価値をしっかり受け止める

嫉妬されると、つい「私なんて、全然そんなことないですよ」と自分を下げたくなります。

その場の空気はやわらぐかもしれませんが、何度も口にしているうちに、自分でも「私は大したことないんだ」と信じ始めます。

人に「私、けっこうできるんです」「こんな良いところがあるんです」と言う必要はありません。

ただ、自分の中では「これは頑張ってきたな」「こういうところは私の良いところだよね」と受け止めておきましょう。

③自分の成長に集中する

    相手の反応が気になって、自分まで目立たないようにしたり、できることを控えたりしたくなることもあります。

    そんなときは、「私は本当はどうしたい?」と考えてみてください。

    *

    相手の感情そのものは、あなたには変えられません。

    けれど、自分の言動に見直せるところがあれば見直す。相手の問題まで自分のせいにしているところがあれば、「ここは私が背負うところじゃないな」と分けて考える。

    そのうえで、「私はこの人と、どう関わりたい?」「私はこれから、どうしたい?」を考えていけばいいのだと思います。

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    よくある質問

    Q
    嫉妬されているのは、私に何か原因があるからでしょうか?
    A

    嫉妬は、相手が「自分にないものを持っている」と感じたときに起きやすい感情です。あなたの言動がきっかけになることもあれば、相手の状況や気持ちが関係していることもあります。

    「私が悪かったのかな」とすぐに決めずに、実際に何が起きていたのかを見てみましょう。

    Q
    嫉妬されている気がするんですが、私が気にしすぎなのでしょうか?
    A

    気にしすぎかどうかを、先に決めなくて大丈夫です。まず、実際に何があったのかを見てみてください。相手の態度に前と違うところがあるなら、それは考えすぎとは限りません。

    Q
    嫉妬してくる相手のことが気になって、仕事に集中できません。
    A

    相手の反応と、自分がどうするかは分けて考えてみてください。相手がどう感じるかは相手のもので、あなたが変えられるものではありません。あなたにできるのは、距離の取り方を決めることと、次に自分がどう動くかを選ぶことです。

    Q
    嫉妬されないように、目立たないようにしたほうがいいですか?
    A

    目立たないようにしたり、自分を小さく見せたりし続けると、自分でも「私は大したことない」と思えてくることがあります。

    周りへの伝え方や振る舞い方を調整することはあっても、自分の中でまで「私は大したことない」と思う必要はありません。

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    主に職場の人間関係について、自分を責めずに整理するヒントを毎朝お届けしています。

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    この記事を書いた人

    高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

    職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

    嫉妬や張り合い、正論が通らない人間関係。
    なぜそうなるのかを、相手のことと自分のことの両方から一緒に見ていき、「私はこれでいく」と判断できるようサポートしています。

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    【著書・実績】
    ▶ 著書「ゆずらない力」(すばる舎)韓国語版も出版
    ▶ カウンセリング・相談 累計4,000件以上
    ▶ 名古屋・総合病院にて医療スタッフ向け「怒りの心理学」セミナー

    【メディア出演・掲載】
    ▶ NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演
    ▶日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」フレネミー特集 監修
    ▶ フジテレビ「ポップUP!」取材協力・フリップ出演
    ▶ interFM「レコレール」ゲスト出演
    ▶ anan・eclat・女性セブン・女性自身など女性誌多数掲載
    ▶ 読売新聞・発言小町 掲載
    ▶ 小学館@DIME 心理学コラム掲載
    ▶ マイナビウーマン(株式会社マイナビ)心理学コラム掲載
    ▶ セキララ☆ゼクシィ(リクルート)監修
    ▶ PHP研究所「PHPスペシャル」コラム多数・ベストセレクション選出
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