ななみさん会議でひとこと言ったあと、「あの言い方でよかったのかな」って、ずっと考えてしまって。
うまくいった日でも、気づいたら反省点を探しているんです。
やりがいはあるんですけど、なんかじわじわ削られていく感じがして…。
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そういう状態の方、結構いらっしゃるんです。
やりがいを持って頑張っているのに、なぜか自分がすり減っていく。
これ、頑張りすぎというより、「自己批判」をしていると、特に起きやすいことなんです。
今日は、なぜそうなるのか、そしてどう抜け出すかを一緒に整理していきましょう。
この記事のハイライト
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完璧主義には2種類ある。「消耗しない完璧主義」と「消耗する完璧主義」。
─ うまくいかないとき「次どうするか」と切り替えられるタイプと、「やっぱり私はダメだ」と自分を責めてしまうタイプ。最新の心理学研究では、前者はバーンアウトとほとんど関係ないことがわかっている。 - 自己批判のループが止まらない理由は、「考え方のクセ」にある。
─ 相手の反応を無意識に「自分の評価」として受け取ることで、どんな成果を出しても「まだ足りない」と感じやすくなる。 - 女性リーダー・女性管理職の方は、男性と比べて自己批判のパターンに入りやすいという研究データがある。
- 一番シンプルな方法は、「起きたことを分ける」こと。冷静に状況を見ていくこと。
─「これって本当に私だけの問題だったのかな?」と一度立ち止まれるだけで、帰り道のぐったり感が少し軽くなる。
仕事にやりがいはあるのに、頑張るほど削られていく感覚の正体
仕事にやりがいはあるけど、頑張るほど、じわじわ削られていく感じがする。
その原因は、「頑張りすぎ」だからではありません。
「今日のプレゼン、あの言い方でよかったのかな」
「また後輩に厳しく言いすぎてしまった。傷ついていないかな…」
「もっとうまく立ち回れたらよかったのに」
一日の終わりに、こんなふうに、ひとり反省会をしていませんか?
ミスをした日だけじゃなくて、うまくいった日も、気づけば反省点を探している。
体は疲れているけど、頭の中は忙しい。
誰かに吐き出したいけど、聞いてもらえる人がいない。気を張り続けているうちに、気づけばぐったりしている。
今日はこんなご質問をいただきました。
「仕事のやりがいはあります。けれど、いつも疲れています。疲れが取れないのは、なぜなんでしょうか?」
こう感じている方、結構いらっしゃると思います。
やりがいを持って頑張っているのに、なぜか、自分がどんどんすり減っていくような感じ。
実はこれ、頑張り方に「自己批判」がセットになっているとき、特に起きやすいんです。
どういうことか、お話していきますね。
私自身も、自分を責めたり批判したりして、ひとり反省会をしては落ち込む、ということを、たくさんやってきた経験があります。
だからその苦しさがわかるし、頑張る女性を応援したいという気持ちでこのカウンセリングのお仕事をしています。
この記事では、3つのポイントをお伝えします。
ひとつ目は、なぜ頑張るほど消耗するのか、その正体
ふたつ目は、自己批判のループがなぜ止まらないのか
みっつ目は、自己批判のループを止めて、本来の力を発揮するための視点 。
記事の最後には、今日の話を日常の中で実践していくための人気の小冊子もご用意しています。ぜひ最後まで読んでみてください。
「消耗する完璧主義」と「消耗しない完璧主義」──女性リーダーが知っておきたい2種類の違い
「仕事のやりがいはある。ただいつも疲れが取れない」
こういう状態の方って、ほぼ例外なく、仕事に対してとても高い基準を持っているんです。
もっとよくしたいという気持ちがある。だから疲れていても頑張り続けるんですよね。
これ心理学では、「完璧主義」という言葉を使うことがあります。
完璧主義ってどういうイメージをお持ちですか?
あまり良くないこと、みたいなイメージありませんか?
ここすごく大事なところなんですが、完璧主義には、実は2種類あります。
ひとつは、「消耗しない完璧主義」。
高い理想を持ちながら、うまくいかないことがあっても「じゃあ次どうするか」と切り替えられるタイプ。
最新の心理学の研究では、このタイプの人は、燃え尽きないというか、バーンアウトとは、ほとんど関係ないことがわかっています。
もうひとつが、「消耗する完璧主義」。
高い基準を持ちながら、うまくいかないとき、「やっぱり私はダメだ」と自分を責めてしまうタイプ。
こちらは消耗や燃え尽きと、すごく関係があるんですね。
あなたはどちらが当てはまりそうですか?
たとえば、なにかうまくいかなかったとき、「次どうしようかな」と切り替えられていますか?
それとも、「やっぱり私はダメなのかな」「もっとうまくできる人だったら」というひとり反省会が、長く続いていませんか?
「うまくいった日」でも、不安になって反省点を探していませんか?
それ、「消耗する完璧主義」のサインかもしれません。
そして、女性リーダーや女性管理職の方は、男性と比べて、この自己批判のパターンに入りやすいという研究データもあるんですね。
それほど頑張ってきたし、自分に高い期待をかけてきた、ということだと思います。
自己批判のループがなぜ止まらないのか──職場の人間関係で消耗し続ける理由
ではなぜ、自己批判のループが止まらないのでしょうか。
管理職をされているある女性が、こんなことをおっしゃっていました。
「会議で意見を言うと、なんとなく場の空気が変になることがあるんです。
あの人の顔色が曇ったのは、私が何かしたから?って考えがぐるぐるして…気になって、ずっと考えちゃうんですよね」
これ、よくよくお話を聞いてみると、何が原因なのかわからないことで、ずっと自分を疑っているんです。
相手の顔色が曇った →私のせい?
メンバーが動かなかった →私の力不足のせい?
こんなふうな図式が、無意識に自動で動いているんです。
もしかしたら、実際には相手のコンディションの問題だった場合でも、自分のせいと考えてしまう。
相手の反応を、「自分の評価」として受け取っているので、どんな成果を出しても「まだ足りない」と感じやすくなります。
これは性格の問題ではなくて、「考え方のクセ」なんですね。
自己批判のループが止まらない理由は、ここにあるんです。
「起きたことを分ける」──自己批判を手放して、本来の力を発揮するための視点
では、どうしていけばいいのでしょうか?
一番シンプルな方法は、「起きたことを分ける」こと。
相手の反応には、いくつかの要因があります。
自分の言い方、相手のその日のコンディション、その場の空気、これまでの関係性の積み重ね。
自己批判のループに入りやすい人は、無意識に「全部自分の問題」と考えてしまったりします。
「これって本当に私だけの問題だったのかな?」と、一度立ち止まれるだけでも、全然ちがいます。
先ほどの管理職の方も、こうおっしゃっていました。
「冷静になって考えてみたら、その人は、朝からずっと機嫌が悪かったことに気づいたんです。
最近、上の人から指摘されていたりして、本人なりにいろいろ考えていたのかもしれません。
私だけじゃなかったかもしれない、と思ったら、仕事の帰り道がだいぶラクでした。」
自分を甘やかすのではなく、状況を冷静に見ていく。
それが「消耗しない完璧主義」への入り口になります。
仕事を頑張りたい、という気持ちや向上心はそのままでいい。
そこに自己批判を乗っけるのをやめていく。
それだけで、変わることがあります。
帰り道のぐったり感が、少し軽くなる。
「やってしまった」じゃなくて、「次どうするか」に考えが向く。
感情の揺れに飲まれる時間が、少しずつ短くなっていく。
頑張ることは、そのままでOKです。
自分を責める時間を、少しだけ別のことに使えるようになります。
まずはそこから始めてみませんか?
高い基準でもって頑張れることは、あなたの強みです。
そこに自己批判が乗っかっていることで、もしかしたら本来の力が発揮しきれていない状態かもしれません。
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