自分にOKを出せない|職場で消耗しながら頑張っている女性へ、自分を認める3つのコツ

ななみさん
業務改善を提案しても誰も賛同してくれなくて。

同僚ともなんかそりが合わなくて、輪の中に入れていない感じがして…。

妬まれているのかな、自分がダメなのかな、ってだんだん考えるようになってきて。

自分にOKが出せなくて、すごく苦しいんです。

心理カウンセラー 高見綾
それは、しんどいですね。

頑張っているのに認めてもらえない感覚が続くと、だんだん自分を責めるようになっていきますよね。

けれども、自分にOKを出せないのは、あなたに問題があるからではなくて、これまでの環境の中で育ってきた思考のパターンが影響していることが多いんです。

今日は、なぜそうなるのかと、自分を少しずつ認めていくためのコツを一緒に見ていきましょう。

目次

この記事のハイライト

  • 職場で業務改善を提案し続けてもスルーされ、「自分が異質な存在なのでは」と感じるようになったちはるさん(仮名)のお話。

  • 幼少期に親の期待に応えることで愛されようとしてきた経験や、失敗を許されなかった環境があると、自然と自分に厳しくなり、自分を追い込む思考パターンが強くなる傾向がある。

  • うまくいかないとき、自分だけに責任があると思いつめすぎずに、「単に環境が合っていないだけ」という可能性も考えてみることが大切。

  • 自分を認める3つのコツ
    ①自分の小さな頑張りを褒める習慣をつける
    ②自己否定する自分もまた受け入れてみる
    ③他人の評価を深刻に受け止めない

はじめに:自分にOKが出せない
——職場で頑張っているのに、なぜ苦しくなるのか?

仕事が好きで一生懸命頑張っているのに、他人から妬まれたり、人間関係で摩擦が生まれると、

「自分に何か問題があるのでは?」と自分を責めてしまうこと、ありませんか?

また、業務改善を提案しても周りの反応が良くなく、まるで自分だけが浮いているように感じたことはありませんか?

いつも自分が当たり前にしている自分を苦しめる癖。

自分にOKが出せず、自分を責め立てる相手にしていたら一生苦しいままです。

この記事では、自分にOKを出す方法についてお届けします。

これを知ると、どんな自分にもOKを出すことができるようになって、今まで感じたことがないくらいラクに過ごせるようになりますよ。

落ち込むようなことがあっても、早く回復することができます。

心の余裕が持てることで、心置きなくのびのびいられるようになりますよ。

こんなご相談をいただきました

お名前は「ちはるさん(仮名)」とさせていただきますね。

なお、個人が特定できないように内容やシチュエーションは変えています。

会社で経理のお仕事をして3年目のちはるさんは、仕事が好きで熱心に取り組んでいました。

もっと効率的に仕事をまわせないかと考え、「こんなふうにやり方を変えてみたら、もっとみんなが楽にやれると思うんです」と業務改善を提案しました。

思いきって話してみたものの、上司の反応は芳しくありません。

「え…、それってさ~」と同僚たちがひそひそ話していることもありました。

言い方が良くなかったかな…、とその後もさまざまな改善提案をしてみるものの、周りはスルー。

同僚たちともそりが合わず、なかなか輪の中に入れません。

ちはるさんは、だんだん、自分が異質な存在のように思えてきました。

同僚からも妬まれているような気がするし、輪の中に入れない自分がダメなんじゃないか。

そうやって自分を否定するようになっていきました。

自分にOKが出せなくて苦しい。ちはるさんはそう感じるようになっていました。

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職場で自己否定が強くなりやすい理由

いろいろ提案しても聞き入れてもらえない、スルーされるということが続くと、

自分が「職場にとって必要な存在である」「仕事で十分な価値を提供できている」と感じられなくなってきますよね。

責任感が強く頑張ってきた人は、自分の頑張りが認められないと感じると、

「自分には価値がないのでは」と思いやすい傾向があります。

また、心理学やカウンセリングでは「自分を受け入れましょう」「自分にOKを出しましょう」とよく言われているので、あなたもご存知だと思います。

自分にOKを出してあげたいけど、ちはるさんのように、なかなかできないことってありませんか?

一般的に、幼少期に親の期待に応えることで愛されようとしてきた経験があったり、

失敗を許されなかった経験や環境があった場合は、自然と自分に厳しくなって、

自分を追い込むような思考パターンが強くなる傾向があるんです。

※ここまでの内容を動画でも解説しています👇

自分を認める3つのコツ

では、どうしたらいいのか?についてお伝えします。

業務改善を提案しているということで、ちはるさんは、お仕事をより良くしたい気持ちが強い方ですよね。

今までの延長線上で、言われたことをただやっているだけの人も多い中、それだけ責任感も向上心も強いということだと思います。

同僚の輪に入れない、妬まれている気がする、自分だけが異質な存在になっている…

そんな気がすると、自分が変なのではないか、自分がダメなのではないかと思いやすいですが、

単に、環境が合っていないだけで、別のところにいけば嘘のように居心地が良くなることもふつうにあります。

私としては、向上心がある人は、同じように、向上心が強い人たちと一緒にいるのがいいと思うんです。

そこで、「自分を認める3つのコツ」をお伝えします。

これを取り入れていただけると、自分にOKを出せるようになってきますよ。

コツ① 自分の小さな頑張りを褒める習慣をつける

親が厳しくて褒められた記憶がないなど、そういった環境で育つと、どうしても自分にOKを出しづらくなります。

なので、頑張ってきたことを自分で褒める習慣を作ることで、自分自身にOKを出す練習をしていきましょう。

毎日1つでもいいので、ノートに書き出してみてください。

例えば、「今日はやろうと思っていたタスクがこなせた!偉いぞ私」とか「うまくいかなかったけど、トライした私、よく頑張ったね」といったように、些細なことでいいので見つけてみてください。

「些細な事」をいかに拾っていくかが実はとても大切なんです。

もし自分ではなかなかOKを出せないということでしたら、私が何度でも、あなたを肯定します。

私をどうぞうまく活用してくださいね。

コツ② 自己否定する自分もまた受け入れてみる

自分にOKを出せずに、厳しく責めてしまったとしても、ガッカリしないでください。

そういうときもあるよね、昔から厳しい環境にいたからそりゃそうなるよね、と思ってみてほしいんです。

そう受け止めてあげることで、ホッとした気持ちになりますよ。

コツ③ 他人の評価を深刻に受け止めない

ちはるさんのように、うまくいかなくても、環境が合わないだけ、ということもあります。

うまくいかないときに、自分だけに責任があると思いつめ過ぎずに、さまざまな可能性があることを考えてみましょう。

周りの人もまた、自分自身にOKを出せずに悩んでいることが多いので、

他人の評価や反応が正しいとは限らないし、自分の価値と直接関係があるわけではない、ということをぜひ覚えておいてください。

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この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

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【著書・実績】
▶ 著書「ゆずらない力」(すばる舎)韓国語版も出版
▶ カウンセリング・相談 累計4,000件以上
▶ 名古屋・総合病院にて医療スタッフ向け「怒りの心理学」セミナー

【メディア出演・掲載】
▶ NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演
▶ フジテレビ「ポップUP!」取材協力・フリップ出演
▶ interFM「レコレール」ゲスト出演
▶ anan・eclat・女性セブン・女性自身など女性誌多数掲載
▶ 読売新聞・発言小町 掲載
▶ 小学館@DIME 心理学コラム掲載
▶ マイナビウーマン(株式会社マイナビ)心理学コラム掲載
▶ セキララ☆ゼクシィ(リクルート)監修
▶ PHP研究所「PHPスペシャル」コラム多数・ベストセレクション選出
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