褒められるのが苦手なのはなぜ?優しさを素直に受け取れない人の心理

ななみさん

褒められると、嬉しいのに「ほんとうかな…」って疑っちゃうんです。

優しくしてもらっても、こんなにしてもらっていいのかなって、なんだか申し訳なくなって。

心理カウンセラー 高見綾

そう感じられる方、実は多いんですよ。

実は褒め言葉も、優しさも、プレゼントも、全部「受け取る」という一つの入り口でつながっているんです。

今日は、なぜ素直に受け取れないのか、その正体を一緒に整理していきましょう。

目次

この記事のハイライト

  • 褒められることも、プレゼントも、優しさや心配の言葉も、実は全部「受け取る」という一つの入り口でつながっている。─褒められるのが苦手な人は、優しさやプレゼントも同じように受け取りにくいケースが多い。
  • 受け取るのが苦手な人ほど、誰かに何かをしてもらう前に、自分から先に与えていることがある。─「借りを作らずにすむ」「受け取らずにすむ」という安心を、無意識に選んでいることがある。
  • その奥には「素の自分には価値がない」「何かしないと役に立たない」という思い込みが隠れていることが多い。
  • 存在するだけで褒められて育った人を苦手だなと感じる人もいる。─その奥には、自分もそうやって育ちたかったという気持ちが隠れていることがある。
  • 素直に受け取れるようになるための2つのコツ:頑張ってきたことを見つける習慣をつけること。疑ってしまう自分もまた受け入れてみること。

褒められても「ほんとうかな」と疑ってしまう、その正体は?

褒めてもらっても、「ほんとうかな……」と疑ってしまう。

嬉しいのに、なんだかムズムズして、素直に受け取れない。

そんな経験、ありませんか?

今日は、こんなご相談にお答えしていきます。

「褒められたり、優しくされたりすると、嬉しいのに、素直に喜べません。

ほんとうかな?って疑ってしまったり、こんなにしてもらって申し訳ないって思ったりします。」

こういうお話、よくお聞きするんですね。

✔ 褒められると、なんだか居心地が悪くなる

✔ 優しくされると、こんなにしてもらっていいのかなと思う

✔ プレゼントやお土産をもらうと、すぐお返ししなきゃって考えてしまう

✔ 心配してもらっても、「いや、大丈夫です」と返しがち

心当たりのある方は、今回のお話は、きっとお役に立つと思います。

褒め言葉やちょっとした優しさを、今よりも軽やかに受け取れるようになりますよ。

記事の最後には、このようなお悩みを持つ方のための、「感情パターン診断」もご用意しています。

3分でできるテストですのでぜひ受けてみてください。

私も、今はわりと素直にうれしい!って表現できるようになりましたが、

以前は、褒めてもらうと、うれしい反面、そうかな~?と半信半疑になったり、

親切にしてもらったりプレゼントをもらったりすると、

わたし、何もしていないのになんか申し訳ないな…と、どこか罪悪感を感じていた時期もあります。

これって、地味にじわじわしんどいんですよね。

褒められるのが苦手な人は、優しさやプレゼントも受け取りにくい

褒められることも、プレゼントも、優しさや心配の言葉も、実は、全部「受け取る」という一つの入り口でつながっています。

褒められるのが苦手な人は、優しさやプレゼントなども、同じように受け取りにくい。

そんなケースが多いです。

そして、受け取るのが苦手な人ほど、誰かに何かをしてもらう前に、自分から先に与えていることがあります。

プレゼントをあげたり、気を配ったり。もちろん、何かをしてあげるのは、いいことだと思います。

ただ、受け取る前に先回りして与えることで、

「借りを作らずにすむ」
「受け取らずにすむ」

そんな安心を、無意識に選んでいることがあるんです。

これ、どうしてだと思いますか?

「素の自分には価値がない」という思い込みの正体

実は、「素の自分、ありのままの自分では、価値がない」「何かしないと、私は役に立たない」

そんな思い込みが、隠れていることが多いんです。

だから、褒めてもらっても、ほんとうかな?と疑ってみたり、ムズムズして素直に喜べなかったり、

「私なんて全然なんですよ」と、自分を下げる言葉が口から出てくることがあります。

お話をうかがっていると、存在するだけで褒められて育った人のことを、正直、苦手だな、と感じる。

そういう感覚を持つ方も、少なくありません。

苦手だなって思う気持ちの奥には、本当は、自分もそうやって育ちたかった。

何かをしなくても、そこにいるだけでありがとう、って言ってもらいたかった。

そんな気持ちが、隠れていることがあるんです。

他人に認められることへの執着が生まれる理由

「素の自分には価値がない」
「何かしないと、役に立たない」

そう思っていると、自分がちゃんとできているか、いつも誰かに確認してもらわないと、安心できなくなります。

だから、他人に認められることに、執着してしまう。

あるクライアントさんは、こんなふうに話してくださいました。

「他人に認められることに、ずっとこだわってきていました。

けれど本当は、自分が自分を、一番認めたかったんだと気づいたんです。」

(Mさん・30代女性)

「自分が自分を認める」というのは、難しいことではなくて、

自分の頑張りや気持ちに、自分でちゃんと気づいてあげる、ということです。

こういうお悩みを抱える方は、実は、すごく頑張ってきた方ばかりです。

ただ、その頑張りに、自分自身が気づけていないと、「自分にはそんな価値はない」という思い込みが、変わらないままになります。

だから、褒められても、優しくされても、その思い込みとズレてしまって、つい「本当かな……」と疑ってしまったり、「申し訳ないな」と感じてしまったりします。

自分を認める2つのコツ

素直に受け取れるようになるために、自分を認める2つのコツをお伝えしますね。

①頑張ってきたことを見つける習慣をつけること

クライアントさんには、今日あったこと、頑張ったことを書いてもらっています。

ちょっとしたことでいいので、「何かあったかな?」と振り返る習慣をつけるのが、とても大事です。

最初は、全然思いつかなくても、心配はいりません。

考えていくうちに、頑張ったことを見つける頭の回路が、育っていきますよ。

②疑ってしまう自分も、また受け入れてみる。

褒められたときに、「本当かな……」と疑ってしまう自分も、責めなくて大丈夫、ということです。

素直に喜んだ姿を、心のどこかで、誰かに笑われるんじゃないか。

「そんなことで喜んじゃって」「調子に乗ってる」と思われるんじゃないか。

そんな不安が、隠れていることがあります。

それは、自分がこれ以上傷つかないように、自分を守るための反応なのかもしれません。

そう思うと、少しホッとしませんか?

私もこれらのコツを練習していくことで、前よりも、素直に受け取れるようになってきました。

クライアントさんも、最初は褒められても、「私なんて、そんな、そんな」というところから、みんな始まります。

それが、日々を丁寧に見つめて自分を認める練習をしていくことで、少しずつ、「私、案外いいところありますね」

そんなふうに、お茶目に言えるように変わっていくんです。

※ここまでの内容を動画でも解説しています👇

「これ、私のことかも」と感じた方へ

こういうお悩みを持つ人は、「何かしていないと、自分の価値を感じられない」という感覚が、職場の人間関係の中でも、同じように顔を出します。

頼まれると、つい引き受けてしまったり。

頑張っているのに、正当に見てもらえていない気がしたり。

職場で頑張っているけど、すごく疲れてしまう。そんなご相談を、たくさんいただいてきました。

話を聞いていくと、しんどさには、パターンがあるんです。

そこで今回、職場の人間関係で消耗している方のために、「感情パターン診断」をご用意しました。

あなたが今、何に疲れているのか。なぜ同じことが、繰り返されてしまうのか。

どんな自分の特性を活かせば、もっと楽に過ごせるのか。

それを見つけていくための診断です。

3分でできるので、ぜひ診断テストを受けてみてください。

無料で診断を受ける

感情パターン診断にお申し込みいただくと、【セルフバディ通信】という無料メルマガにもご登録いただけます。

もし今、

・褒めてもらっても「ほんとうかな…」と疑ってしまう

・優しくされると、こんなにしてもらっていいのかなと思ってしまう

・プレゼントをもらうと、すぐお返ししなきゃと考えてしまう

・心配してもらっても「いや、大丈夫です」と返しがち

そんな状態が続いているなら、セルフバディ通信は、素の自分のままで受け取れる感覚を取り戻すための、小さなリセットボタンになるはずです。

🌿メルマガ登録とプレゼントの受け取りはこちら

あわせて読みたい
【無料メルマガ】 女性リーダーが、頑張るほど苦しくなる理由 ――職場の摩擦・嫉妬・孤立感を、心理の視... 仕事を通じて、実現したい世界がある。 社会を良くしたい・貢献したいという想いを持って、仕事をしている。 なのに、動こうとするたびに摩擦が起きる。 吐き出したい気...

自分を認める感覚を、少しずつ育てたい方へ

・褒められても「ほんとうかな」と疑ってしまう

・優しくされると、申し訳なくなってしまう

・「私なんて、そんな」と、つい自分を下げてしまう

そんな感覚を抱えている方には、【セルフ・バディトレーニング】という継続サポートをおすすめしています。

このトレーニングでは、「自分を責めずに、自分の味方でいられる感覚」を、日常の中で少しずつ育てていくことを大切にしています。

🌿セルフ・バディトレーニングで得られること

・褒め言葉を、疑わずに受け取れるようになる

・「申し訳ない」という気持ちが、少しずつ軽くなる

・頑張ってきた自分に、自分で気づけるようになる

・疑ってしまう自分も、責めずにいられるようになる

自分で気づいて、腑に落ちていく。そのプロセスを、一緒に丁寧に進めていきます。

まずは、無料メルマガを受け取ってみてください。

現在、セルフバディトレーニングの受講は、メルマガにご登録いただいた方へ、個別にご案内を差し上げています。

※実際に受講された方の声はこちらです。

お客様の声はこちら

自分を認める感覚を、一緒に育てていきませんか?

▼セルフバディトレーニングの詳細はこちら

あわせて読みたい
カウンセリングメニュー 現在ご利用いただけるサポート 現在ご利用いただけるサポートは、以下のとおりです。 ・カウンセリングセッション(ZOOM) 今の状況を整理したいときに、単発でご利用い...

よくある質問

Q
 褒められるのが苦手、というのは心理学的にどういう状態ですか?
A

褒めてもらっても素直に受け止められず、「実力以上に見られているだけかもしれない」と感じてしまう状態は、心理学で「インポスター症候群」と呼ばれることがあります。

丸の内勤務の女性108名を対象にした調査(株式会社ヴィエリス、2021年)では、46.3%が自分にその感覚があると回答しています。頑張っている女性ほど、実は珍しくない感覚です。

Q
優しくされると申し訳なくなるのはなぜですか?
A

受け取るのが苦手な人ほど、誰かに何かをしてもらう前に、自分から先に与えていることがあります。

「借りを作らずにすむ」「受け取らずにすむ」という安心を、無意識に選んでいるからです。

申し訳なさが出てくるのは、それだけ人からの好意に敏感で、誠実に向き合おうとしているサインでもあります。

Q
褒め言葉を素直に受け取れるようになるには、何から始めればいいですか?
A

まず、頑張ってきたことを見つける習慣をつけることです。

今日あったこと、頑張ったことを、ちょっとしたことでいいので振り返ってみてください。

最初は思いつかなくても心配いりません。

続けるうちに、頑張ったことを見つける頭の回路が育っていきます。

そのうえで、疑ってしまう自分がいても責めずにそのままにしておくこと。

それも、自分を守るための自然な反応だからです。

Q
褒め言葉を受け取りにくい人は、職場でどんな傾向がありますか?
A

 「何かしていないと自分の価値を感じられない」という感覚は、職場の人間関係の中でも同じように顔を出すことがあります。

頼まれるとつい引き受けてしまったり、頑張っているのに正当に見てもらえていない気がしたりするのは、この感覚が根っこにあるからかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

カウンセリングのご案内

ここまで読んでくださった方の中には、一人で考え続けている方も多いかもしれません。

まず何が起きているのかを整理することで、見え方が変わることがあります。

カウンセリングのご案内

 

実際にカウンセリングを受けられた方の声はこちらです。

お客様の声はこちら

 

主に職場の人間関係について、自分を責めずに整理するヒントを毎朝お届けしています。

無料メルマガのご案内

この記事を書いた人

高見綾|女性リーダー専門の心理カウンセラー

職場の人間関係に消耗している女性リーダーが、自分を責めずに前へ進めるようになる専門家。

嫉妬・摩擦・正論が通らない——
その構造を心理の視点で整理し、
「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

─────────────────────
【著書・実績】
▶ 著書「ゆずらない力」(すばる舎)韓国語版も出版
▶ カウンセリング・相談 累計4,000件以上
▶ 名古屋・総合病院にて医療スタッフ向け「怒りの心理学」セミナー

【メディア出演・掲載】
▶ NHK「あさイチ」職場の嫉妬・妬み特集 VTR出演
▶日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」フレネミー特集 監修
▶ フジテレビ「ポップUP!」取材協力・フリップ出演
▶ interFM「レコレール」ゲスト出演
▶ anan・eclat・女性セブン・女性自身など女性誌多数掲載
▶ 読売新聞・発言小町 掲載
▶ 小学館@DIME 心理学コラム掲載
▶ マイナビウーマン(株式会社マイナビ)心理学コラム掲載
▶ セキララ☆ゼクシィ(リクルート)監修
▶ PHP研究所「PHPスペシャル」コラム多数・ベストセレクション選出
─────────────────────

目次