旦那さんが通っていた美容院のオーナーさんが、私の書いた本を「うちに置いてもいいよ」って言ってくれたそうです。
やさしい~!
たまたま、「うちの奥さんが本を書いてて~」という話になったらしく、そうしたら「え?そうなの?じゃあうちに置いてあげるよ」みたいな流れになったそうです。
なんて有難いお話。お言葉に甘えよう~。
最近はあまりないですけど、前は時々「旦那さんは高見さんが心理学とかカウンセリングやってることをどう思ってるんですか?」と聞かれたことがありました。
そういうのって、自分のやっていることを理解して欲しい&応援して欲しい&好きになって欲しい、という気持ちがあるのだと思うんですよね。
自分のやっていることが仕事であっても趣味であっても同じです。
自分が大切にしていることを相手も大切にしてくれたら嬉しい。そして理解して応援して、自分と同じようにその事を好きになってくれたら、愛されてるって感じられる。そんな心理が隠れているように思います。
ただ、相手が自分がやっていることに興味を持ってくれないこともあると思うんです。
もしくは否定はしてこないけれど、自分が持っているような熱は感じられないとかですね。
ちょっと寂しい気はしますがそこにこだわってしまうと、なかなかうまくいかないことが多いんです。
人間関係の問題のほとんどは「相手が自分の思い通りに動かないこと」だと言われています。相手を自分の思い通りに動かそうと思うから、悩みが生まれます。
自分の意見として「応援してほしい」とか「もっと興味をもってほしい」とか、そういうことを言うのはOKです。
でも言った先に、相手がどうするかは相手の選択。
一歩踏み込んで無理やり相手を変えようとすると、相手からしたら「この人は自分を否定してくる」と感じてしまうものです。
今の自分を認めてくれないんだという感覚は、とても切ないものがあります。でも、「私はこう思う」と言うのはいいけれども、相手を変えようとするところにエネルギーは注がないこと。
意識上の話なので、ちょっと塩梅は難しいのですがこれがとても大切なのです。
もともと好きでやっていることなら、自分がそれをしているだけで喜びが感じられるはずです。
わー楽しいな、というのを存分に味わうことに集中する。
そして相手を変えようとせずにそのまま尊重していると、いつしかその人の態度が変わってくることがあるのが不思議なところです。